脱末広がりの爪

下準備はとても大切。どこを削ると末広がりを直せるのか? ネイルで、ジェルやポリッシュを塗る前の準備のことを「プレパレーション」というけれど、これは英語の「準備」という意味であって、バレエでも「プレパレーション」は頻繁に出てくる単語だ。「ピルエットの前のプレパレーションが悪いとうまく回れない」のように使われる。 本題に戻ると、その準備段階で私の爪は先端が少し広がっていることに今更気がついたのだ。ジェルを厚く塗ったからでも横にジェルが流れてしまったからでもなく、単に私の爪がそのような形をしていただけだった。それを改善する方法が次の動画に集約されている。素晴らしい。特にスクエアやスクエアオフの形に整えようとすると角が気になって仕方がなかったが、この方法でサイドを爪先に向かって斜めに上がるよう傾斜をつけることで、角が気にならなくなる。そして末広がりもなくなる。ただし、傾斜を中心部まで持っていくとラウンドになってしまうので要注意。 そして思ったのは、自分が快適な方法が一番だということだ。スクエアオフ形状にした時、爪の角が気になって不愉快だった。不愉快は長持ちせんよ。 動画を出されているプロのネイリストの施術方法でも、ネイリストの自爪の形によって、視聴者に合う合わないが出てくると思う。また、このような情報を出してくれる方は少数だし、理論まで説明してくれている動画も本当に少数だ。理論は主観ではなく客観になり、汎用性が高くなる。応用が効くということだ。 だから、ネイル技術においても汎用性が高くなるように理論を構築する必要がある。 セルフネイルランキング